邪道モテ!を読了して
「アラサーちゃん」作者・峰なゆか×「負け美女」著者・犬山紙子
いわゆるCanCam系OLが年齢的にキツくなってきたアラサー独女やモテテクは嫌いと話を聞かない女におくる恋愛処方箋なのがこの本。
「どうして女子大生の君がこの本を手にとったの?」と尋ねられそうですが、もちろん「お嫁さん」が将来の夢である私は、学ばなければならないのです。そうです、予習です。
犬山:CanCam系にいけない女の人って基本的に、自分が女の子らしい行動や服装や仕草をするのが恥ずかしいという意識をもってる人が多いんだけど、邪道モテでも女の子っぽさを出していく戦略は絶対に必要だと思う。
峰:そこのところを意識的にできるかどうかが、邪道モテする人と邪道なだけな人との差だよね。
犬山:「女の子らしさ」に抵抗がある人にも、一度「女の子らしくなる日」というのを作って、コスプレ感覚で女の子っぽい服装とか行動とかをやってみることをオススメしたい。
これは私の周りのモテない女の子たちに教えてあげたいなと。
恋愛のゲームに参加しています!恋愛したいです!って見た目に出さないとダメなんですよね。
(ここでは私はモテる女子大生の設定)
峰女史と犬山さんの対談を読んでいると、まるで女子会にいるみたいな感覚になりました。本の中では女をタイプ分けして見下していくんですけれど、最後のほうに二人とも
「非モテ時代があったからこそ、こんな人を全力で見下す人になってしまった。自分は棚に上げてあれこれ言ってしまった。女をタイプ分けなんかして申し訳ない」
との反省が。でもこの二人がモテについて語ってくれないと、世の女は「男友だち」だけが増えるで全くモテない。だからこれからも恋愛市場をどんどん炎上させていってほしいです。
「邪道モテ」とは、加点方式だからあなたも今日から実践できます!と峰女史に背中を押され、頑張ろうと思ったアラサー独女読者は少なくないハズ。
峰女史も犬山さんも、女子校出身なんだとか。だから女にはすごいモテるのかなと思いました。憧れている女性がスゴい多いんですよね。本も出せばバカ売れだし。
同性にモテる人は「本物」らしいので、これからも女にモテる女でいてください。