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女子大生の読書ブログ

六本木発グローバル恋愛を読了して

六本木発 グローバル恋愛

 

先日、友人が表参道でイタリア人とお食事デートをした話を聞いて、グローバル恋愛にとても興味を持ちました。

そして、私は一応英文科所属。私は国際結婚なんてまるで興味がないのだけれど、周りには「国際結婚憧れる~」「国際結婚した~い」が口癖のキラキラ女子大生が多いので、グローバル恋愛を少しかじってみようと思いました。

そして手に取ったのが「六本木発 グローバル恋愛」。

 

女と男が行き交う場所では、いい事も起こるが、悪い事だって起きる。人種、宗教、言語、習慣、価値観の異なる男女が交われば、日本人同士のカップルなら考えられないような事態が生じても不思議ではない。日本人にはまだよく知られていない、グローバル恋愛がもたらすさまざまな事態に私は好奇心をそそられる。

という筆者の意見に同意して、インタビュー形式のこの本を読むことにしました。

 

 

 
いつか私も六本木、表参道、広尾、麻布なんかでグローバル恋愛をする!と野望を抱いている女性には参考になるかもしれません。
 
外人には、恋愛において4つの段階があるらしい。
「出会い、友だち期間、デーティング期間、コミット期間」とのこと。
 
デーティングとは、ガールフレンド、ボーイフレンドの関係のようにcommitment(コミットメント)、つまりあなただけですよとお互いに意思表示を交わしあったカップルではない。
もちろんデーティング期間では、男性、女性ともに複数と交際しているし、その付き合いの中身にはセックスの関係も含まれる。そしてこのデーティング期間に「彼女はあなたのガールフレンドですか」と聞くと、たいがい「We are just dating」、「ただデートしているだけ」というか、曖昧な関係なので沈黙という反応が返ってくるだけである。このデーティングは、男性にとっては不特定多数の女性と付き合う口実でもあり、都合のよい事柄でもあるように思う。問題なのは、こういった文化のない日本では、デーティングの期間での関係を、特別な関係と勘違いしてしまうことである。

 

この本で分かったことは、外人と付き合うのは難しいということです。
日本って英語を喋れない人が多いし、英語を話す白人の男性をチヤホヤしすぎだと思うんですよ。そういった白人男性は、アメリカに暮らしている分には、特に女性にもてるわけでもなく、普通の人たちなのに、日本社会は、欧米の白人を特別扱いするから、彼らは勘違いするんでしょうね。私は「日本だからもてるんだよ、おまえらは」と厭味を言ったりしています。
 

 この人のように厭味が言えるくらいの「対等」な関係を築けない女性は、外人と付き合うことをオススメしません。

 たまたま好きになった相手が外人なら良いのですが、憧れだけで安易に付き合うと痛い目に合います。それは日本の男性のイケメンに憧れるのと同じこと。
 
また、外人男性と付き合う女性の傾向として、日本人男性を馬鹿にしている女性が目立つのと、日本社会の悪口を言う女性が多いらしい。しかし、日本人女性は日本国家の繁栄と経済力があってこそ、外人が寄ってくるのだから、その辺をよく踏まえておくこと。日本人であることを誇りに思ってはじめて、外人とも「対等」に付き合えるということなのです。