キレイゴトぬきの農業論 〜抜いた瞬間の人参はエロいサイドにいけるものだぜ〜
キーワードは「エロうま野菜」
最初にこの「エロうま野菜」を知ったのは、アルバイトをしていたイタリアンレストランの店主のブログでした。([神田 ワインとイタリアン] Stella Collis – Trattoria & Wine Bar » Blog)
まーた店主が「エロうま」なんて変なこと言ってるよと思っていたのですが、なんと野菜の作り手の久松さんも変な人だったみたいです。
「エロうま野菜」とは?
肉やスイーツに比べると、野菜は「エロ」より「美人」に近いイメージです。一般に野菜から連想される言葉といえば「女性」「健康志向」「ダイエット」等。 体のことを考えて、極端に言えば我慢して食べるというイメージも強いのではないかと思います。
(中略)僕がつくりたいのは甘い野菜ではなく、ウマい野菜。体にいいから頭で食べるのではなく、思わず体が欲してしまうようなヤバい野菜です。
「健康な野菜」は、分かりやすい甘さだけでなく、ダシのようなうまみや苦みも複雑に絡み合い。深い味わいを与えてくれます。味や香りだけではありません。株全体の力強い姿や実の曲線が、僕にはグッと来ます。僕は、これを「エロうま」と表現しているのです。
私はアルバイト先の賄いや試作品で「エロうま野菜」を食べたことがあります。
黒キャベツとか菜の花は苦みが美味しかったです。味がギュっとしていて。
(食レポ出来ないのでこのくらいにしておきます)
実際に「エロうま野菜」を食べたい人はぜひ私が前アルバイトをしていたイタリアンレストランへ。ぐるなび - Stella Collis(ステラコリス)
こういうお店に連れてってもらったら、女性は大喜びだと思います。
「抜いた瞬間の人参はエロいサイドにいけるものだぜ」
「抜きたての人参はエロい香りがする」は、久松さんが「久米書店」の番組で口にしていた言葉です。
檀蜜も番組内で「エロうま野菜」を絶賛していました。
(ちなみに私は小蜜と同い年です)
面白いことは、説明するととたんに面白くなくなるハズなのですが、久松さんの「キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書)」は面白い読み物でした。
仲間からは「日本一話のうまい農家」と揶揄されるそうですが、それを強みに農業をとことん改革していってください。私の体の一部になっている野菜をありがとうございます。