プルーンプラム

女子大生の読書ブログ

今流行の『ポジティブ心理学』とか

 

従来の心理学が、うつなどの病理に焦点を当てるのに対して、ポジティブ心理学は、心の健康、つまり人がよりよく生きるとはどういうことかを真正面から研究する学問です。

その研究範囲は広く、楽観性、ポジティブ感情、レジリエンス(逆境からの立ち直り)、幸福、価値観、強み、ポジティブな人間関係、ポジティブな組織開発など、多岐にわたっています。

 

タル・ベン・シャハー氏の、ハーバード大での「幸せ」の授業の、エッセンスを52講にまとめ、「象牙の塔の知識を、街なかに」した本を読了しました。

ハーバードの人生を変える授業

本書は世の中に多くある自己啓発本とは一線を画しています。理由はワークとして書かれているし、著者の目的が、学んだことを実践に生かしてもらいたい、であるからだと思います。

 

20.いいところを探す

幸福というものは人生における客観的な出来事で決まるのではなく、出来事をどのように解釈するかという主観的な心の働きによって決まるもの、

どのような状況でもそこによい部分を見つけられる人たちがいます。

最悪の出来事が起こるのではありません。起こった出来事を最高のものにできる人がいりのです。

この世はどこを見ても成長と祝福のためのチャンスばかりなのです。

 

の部分がよかったですね。

ワークとしては、いままでの人生の出来事を、はじめは「あら探しの名人」として、次は「いいこと探しの名人」として書き出してみましょう。

と記載してありました。

 

あと、

23.パートナーシップを築く

の部分もよかったですね。あえて書かないんですけれど、その講を締めくくる名言が、「ひとつのほめ言葉で2カ月は生きられる」だったところが気に入りました。

 

各講の終わりに名言がのっているのですが、「ほとんどの人は、自分がなろうとしたぶんだけ幸せになれる」って50講のところにあってよかったです。

 

 

TED

メグ・ジェイ: 30歳は昔の20歳ではありません

http://www.ted.com/talks/lang/ja/meg_jay_why_30_is_not_the_new_20.html

 

はよかった。刺激的でした。大学生~文学部~モラトリアム~とか言っていられない。大事な今を私は生きているのだなと思いました。

 

 

追記

お借りした本がとっても面白い!!!

中学生からの愛の授業