新聞書評がいいこといってます
よくここの本屋さんにお世話になっているのですが、
http://www.tokyodoshoten.co.jp/
今週の新聞書評をご自由にコーナーがありまして、
ご自由にいただいたところ、視野がひらけたなーと思いました。
>「ここにはないもの」を探して、哲学、文学、ネット、サブカルの世界にいたが、これからは「ここにあるもの」とも向き合っていこうと。
>文学作品は一つの言語や文化に回収されず、そこには砂粒のように異質な要素が、多様な他者の声やまなざしが紛れ込んでいる。
この本の書評が上下に並べられていて、どちらかに傾向してはいけないんだなと思いました。「いかなる線からも自由な視線で」ってことです。
オタク用語を会話に用いられて分かりやすい言葉に置き換えてもらうよりも、残虐な映像から目を背けるよりも、まずはインプットが必要だと思います。
大学の授業がつまらないのではなくて、自分でつまらなくしている面もあるんじゃないかなと。大学は本来無駄なものを学びにいく場所ではないですか?
私は文学部なんですけれど、なんのための文学部ですかと自分に問いかけてみる。高校生の時よりも時間を自分で自由に使える機会ですよね。