プルーンプラム

女子大生の読書ブログ

最近の読書感想とか

スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)

読んだ。

「輝くオーラを持つ人になれば、周囲の注目を惹きつけずにはおきません」といったフレーズは、「波動の力でお金を稼ごう」「宇宙パワーでリッチな彼氏をゲット」ではあまりに現世利益主義的で辟易する人にとっても、すんなり受け入れられるだろう。

 

「現世利益」には、お金、仕事、恋愛や結婚、健康や美、病の治癒、死の恐怖や別離の悲しみの解消などが含まれている。「現世」という以上、その内容は世につれ時代につれ、変わっていく。

 

伝え方の高度なテクニック欲しいなと思った。

「映画を一緒に観に行こう(訳:セックスしたい)」みたいな。

何事も勉強と実践が大切である。二回聞いたタイトルの本は読むことにしているって言ってる人がいて、それは私も真似しようと思った。

 

 

(中略)彼女たちが求めているものは、積極的な自信の持ち方といったスキルを身につけることですらない。内向きに構成された問いが最後に求めるのは、「そのままのあなたでいい」「自分の中にいる本当の自分を探そう」といった受容や慰撫のことばなのだ。

 

幸せなら騙されてもいい、むしろだましてもらいたいという社会になっている日本か。確かに気分が落ちている時に、

人間失格 (集英社文庫) や、

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)を読むのは、さらに落ちこむから敬遠するだろう。

 

 

スピリチュアルの本を読んだきっかけは、ベジタリアンが若干宗教チックである点からだ。

ベジタリアンの方々が好んで読んでいる物語に、

アミ 小さな宇宙人がある。読んだ。要約すると、心和やかになるし、平和な世界になるよう全てを愛せる気持ちになれる。

宗教チックな描写も多々あったが、宇宙人を信じることで人生が楽しくなれそうな気持ちにしてくれた。

この本を読んでベジタリアンになった人も少なくない。

まあ、どうして読んだ人がベジタリアンになっていくか気になる人は、ぐぐってください。

 

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)も読んだ。

“瞬間こそ永遠”と考えて行動してはいけない。

(中略)「精神のどこかがどうしようもなく疲れて、傷ついてしまって、そのダメージは自分が思っているよりもずっと大きくなっている」ということなのだろうが、それをひとことで表現するなら、「魂が傷つく」と言うしかないのではないか。

 

衝撃を受けた。最近はまーいっかの態度であまり動じなくなった私えらいとか褒めていたが、魂が傷ついているとか言われてしまうと、なるほど傷ついている気がしてくる。

これからはミサワ風に、「っごめーん。それ魂傷つくから無理だわ。」と断る力をつけていこうと思った。

 

 

 

 

ソフトバンクさんに、通信速度を低速にされたのだが、その原因になった映画はこちらです。

 

 

 

 

 

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 アヒルは原作のほうが良かったかも。長いけれど、伊坂さんの作品では二番目に好きなのでぜひ。一番は、

ゴールデンスランバー (新潮文庫)です。

 

追記

Macのキーボードずっと触っていたい。

ソフトバンクのアドレスは前のアドレスの数字1を2に変更しただけなので登録しといて。